台風で屋根が飛ぶ!?強風で屋根が被害を受けるメカニズムと対策
2024/08/13
台風シーズンが近づくと、家の屋根が心配で、事前に対策を講じたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
近年、台風による強風で屋根が飛んでしまう被害が後を絶ちません。
屋根は家を雨風から守る大切な部分であり、被害を受けると、家全体に大きな影響を与えてしまいます。
この記事では、台風で屋根が飛ぶ原因や、被害を防ぐための対策方法について詳しく解説していきます。
□台風で屋根が飛ぶ?強風による屋根被害のメカニズム
台風などの強風による屋根被害は、屋根材の劣化が進行し、そこに強風が吹き付けることで発生します。
特に、棟板金の浮きや屋根材の劣化が原因となることが多いです。
1:棟板金の浮き
棟板金は、屋根の棟部分に設置され、雨水が浸入するのを防ぐ役割を担っています。
棟板金は釘やコーキングによって屋根に固定されていますが、経年劣化によって釘が抜けてしまうことがあります。
釘が抜けてしまうと、棟板金が浮き上がり、その隙間から強風が入り込みやすくなります。
強風が入り込むことで、棟板金が剥がれてしまうだけでなく、屋根全体が吹き飛ばされる可能性も高まります。
2:屋根材の劣化
屋根材は、紫外線や雨風などの影響を受け、経年劣化が進んでいきます。
劣化が進むと、屋根材に割れやズレが生じ、隙間ができてしまいます。
隙間から強風が入り込むことで、屋根材が剥がれてしまうだけでなく、屋根全体が吹き飛ばされる可能性も高まります。
3:窓ガラスの破損
窓ガラスが破損すると、屋内に強風が吹き込み、住宅内で風が吹きあがることで、屋根全体が飛ばされる可能性があります。
台風が近づいたら、窓ガラスの破損を防ぐ対策も忘れずに行いましょう。
□屋根被害が出やすい状態とは?
台風で屋根が飛ぶ可能性が高い、具体的な屋根の劣化症状をいくつかご紹介します。
1:棟板金の浮き
棟板金が浮いている場合は、強風によって剥がれてしまう可能性が高いため、早急に修理が必要です。
2:屋根材の割れやズレ
屋根材に割れやズレがある場合は、隙間から強風が入り込み、屋根材が剥がれてしまう可能性があります。
3:漆喰の脱落
漆喰が脱落している場合は、雨水が浸入しやすくなり、木材の腐敗を招く可能性があります。
また、漆喰の脱落は、屋根材の固定を弱める原因にもなるため、早急に修理が必要です。
4:雨漏り
雨漏りは、屋根材の劣化や破損が原因で起こることがあります。
雨漏りは、木材の腐敗を招くだけでなく、健康被害にもつながるため、早急に修理が必要です。
□まとめ
台風による屋根被害を防ぐためには、日頃から屋根の状態をチェックし、劣化している箇所があれば早急に修理することが重要です。
特に、棟板金の浮きや屋根材の劣化は、強風によって被害が出やすい状態です。
これらの劣化症状に気づいたら、専門業者に相談し、適切な修理を行うようにしましょう。
また、台風が近づいたら、窓ガラスの破損を防ぐ対策も忘れずに行いましょう。
屋根は家を雨風から守る大切な部分です。
適切な対策を行うことで、安心して台風シーズンを迎えられます。
当社では、鯖江市で屋根と外壁のトータルリフォームを行っております。
建物全体のメンテナンスをご希望の方は、ぜひ当社までご相談ください。