家の屋根の板金の種類と劣化症状を知って、賢くメンテナンスしよう!

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家の屋根の板金の種類と劣化症状を知って、賢くメンテナンスしよう!

2024/08/20

マイホームを長く大切にしたい方へご報告です。
屋根の板金は、家の寿命を左右する重要な要素の一つです。
しかし、種類や劣化症状について知る人は少ないのではないでしょうか。

今回は、屋根板金の基礎知識から、劣化症状の見抜き方、適切なメンテナンス方法まで、わかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、屋根の板金に関する不安を解消し、安心して長く住み続けられる住まいを実現するための知識を手に入れられます。

□屋根板金の種類と役割

1:棟(むね)板金

棟板金は、屋根の頂点部分に取り付けられる板金です。
スレートや金属屋根など、瓦以外の屋根材によく使用され、瓦屋根では棟瓦がその役割を担います。
棟板金は、雨水が屋根内部に浸入するのを防ぐ重要な役割を担っています。
また、台風や強風による雨水の吹き込みを防ぐ役割も担っています。

2:谷樋(たにとい)板金

谷樋板金は、屋根の谷の部分に取り付けられる板金です。
瓦屋根にも設置されることが多く、屋根に降った雨や雪をスムーズに排水路に流す役割を担っています。
谷樋板金は、雨水が滞留することによる腐食や雨漏りを防ぐために重要な役割を担っています。

3:水切り(みずきり)板金

水切り板金は、屋根の軒先や壁際などに設置される板金です。
雨水が軒先や壁際に浸入するのを防ぎ、雨漏りを防ぐ役割を担っています。
水切り板金は、外壁の汚れや腐食を防ぐ役割も担っています。

□屋根板金の劣化症状

1:釘が抜ける

釘が抜けるのは、屋根板金で最も多い劣化症状の一つです。
釘は、日光や温度変化の影響で膨張と収縮を繰り返し、経年劣化によって緩んでしまうことがあります。
釘が抜けたまま放置すると、台風などの強風で屋根板金が剥がれてしまう可能性があり、近隣住宅や歩行者に被害が及ぶ恐れもあります。
そのため、釘が抜けている場合は、早急に修理を行う必要があります。

2:板金内部の木材が腐食する

屋根板金の下には、貫板と呼ばれる木材が敷かれています。
雨水が貫板に浸入すると、腐食しやすくなります。
貫板が腐食すると、釘が効かなくなり、屋根板金の固定が難しくなってしまいます。
腐食が進行すると、葺き替え工事や防水シートの交換工事が必要になる場合もあります。

3:錆びる

屋根板金は、材質によって錆びやすさが異なります。
トタン製の板金は、ガルバリウム鋼板に比べて錆びやすいと言われています。
棟板金は、上部から錆びることが多いため、屋根に登って確認しないと気づかない場合があります。
錆びを放置すると、貫板の腐食が進行し、雨漏りの原因となる可能性があります。
屋根板金の色が変色したり、塗装が剥がれている場合は、早急に修理が必要です。

4:ゴミが詰まる

谷樋板金は、ゴミや落ち葉が溜まりやすく、詰まってしまうことがあります。
ゴミが詰まると、雨水が流れにくくなり、雨漏りの原因となります。
定期的に谷樋板金の清掃を行うことが重要です。

□まとめ

屋根板金は、家の寿命を左右する重要な要素であり、適切なメンテナンスを行うことで、安心して長く住み続けられる住まいを実現できます。
この記事では、屋根板金の基礎知識や劣化症状について解説しました。
屋根の状態を定期的に確認し、早期発見・修理を行うことが大切です。
専門会社に相談し、適切なメンテナンス方法を行うことで、住まいの安全を守りましょう。

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