屋根瓦の種類や名称を紹介!役割も徹底解説!

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屋根瓦の種類や名称を紹介!役割も徹底解説!

2024/12/10

家を新築したり、リフォームを検討している方は、理想の屋根を実現するために、屋根瓦について詳しく知りたいのではないでしょうか。
屋根瓦は、種類によって名称が異なり、それぞれの場所に適した役割を担っています。
この記事では、屋根瓦の種類、名称、役割、選び方の基準を分かりやすく解説することで、読者が屋根瓦の知識を深め、理想の屋根を実現するためのヒントを提供します。

屋根瓦の種類と名称

屋根瓦は、その形状や役割によって様々な種類があり、それぞれに名称が付けられています。

1:桟瓦

桟瓦は、屋根の平部に使用される最も一般的な瓦です。
断面が波状になっているのが特徴で、野地板に固定した桟木に引っ掛けて施工されます。
桟瓦は、屋根全体を覆う瓦であり、他の瓦は「役物」と呼ばれます。

2:軒瓦

軒瓦は、屋根の軒先に設置される瓦です。
雨水を雨どいに流す役割を担っており、軒瓦の中央部分がへこんでいることでスムーズな排水が可能になります。
軒瓦は、地面と水平に設置され、外部からよく見える部分であるため、家紋や絵柄などをデザインした瓦も多くあります。

3:雪止瓦

雪止瓦は、屋根に積もった雪を止めるための瓦です。
一般的に軒先から3列目あたりに設置されます。
雪止瓦は、横一列に配置されることが多いですが、千鳥に配置される場合や、豪雪地域では2重に設置されるケースもあります。

4:角瓦

角瓦は、軒と破風が交わる部分に設置される瓦です。
軒瓦と袖瓦の特徴を併せ持ち、軒と破風の両方をカバーする形状をしています。
また、瓦と雨どいが干渉しないように、先端に欠き取り部分があります。

5:袖瓦

袖瓦は、切妻屋根などの妻側に設置される瓦です。
屋根の地面と水平でない部分を「ケラバ」と呼ぶことから、破風に使われる袖瓦を「ケラバ瓦」と呼ぶこともあります。
袖瓦は、破風に垂れ下がるような形状で、外側に設置されます。
垂れ下がった部分が屋根下地の断面を塞ぐことで、雨水が侵入するのを防ぐ役割を担っています。

6:掛瓦

掛瓦は、箕甲(みのこ)部分に設置される瓦です。
箕甲部分は、屋根の傾斜が急になる部分で、掛瓦は、雨水が侵入するのを防ぐ役割を担っています。

屋根瓦の選び方のポイント

屋根瓦を選ぶ際には、デザイン性だけでなく、耐久性、耐候性、コストなども考慮する必要があります。
この記事では、屋根瓦を選ぶ際のポイントを解説することで、読者が最適な屋根瓦を選択するための判断材料を提供します。

1:耐久性

屋根瓦は、長年風雨にさらされるため、耐久性が重要な要素となります。
耐久性が高い瓦は、長持ちし、メンテナンス費用を抑えることができます。

2:耐候性

屋根瓦は、紫外線や雨風、雪などの影響を受けます。
耐候性が高い瓦は、色褪せや劣化を防ぎ、美しい外観を長く保つことができます。

3:デザイン性

屋根瓦のデザインは、家の外観を大きく左右します。
デザイン性の高い瓦は、個性を表現し、住まいの魅力を高めることができます。

4:コスト

屋根瓦は、種類や材質によって価格が大きく異なります。
予算に合わせて、最適な瓦を選ぶことが大切です。

5:施工のしやすさ

屋根瓦の施工には、熟練した技術が必要です。
施工のしやすい瓦は、工期が短縮され、コストを抑えることができます。

6:環境負荷

近年では、環境負荷の低い瓦も注目されています。
環境負荷の低い瓦は、地球環境に配慮した家づくりを実現することができます。

まとめ

この記事では、屋根瓦の種類、名称、役割、選び方のポイントについて解説しました。
屋根瓦は、家の外観を大きく左右する要素であり、種類によって耐久性や耐候性、コストなどが異なります。
この記事を参考にして、理想の屋根を実現するための屋根瓦選びの参考にしてください。

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