屋上の防水工事の費用相場を解説!適切な価格とは?

お問い合わせはこちら

ブログ

屋上の防水工事の費用相場を解説!適切な価格とは?

2025/02/09

屋上防水工事は、建物の寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。

しかし、費用や工法、業者選びなど、わからないことが多く、なかなか着手できない方もいるのではないでしょうか。

今回は、屋上防水工事の費用に関する疑問を解消し、スムーズな工事計画を立てるための情報を提供します。

具体的な費用相場や工法の特徴、見積もりの見方、メンテナンス計画まで、分かりやすく解説していきます。

 

屋上の防水の費用相場と影響要因を徹底解説

 

一般的な屋上防水工事の費用相場

 

屋上防水工事の費用は、面積、工法、建物の状態などによって大きく変動します。

一般的な屋上(約100平方メートル)の場合、ウレタン防水で約110万円程度(別途足場費用約13万円)が目安となります。

ただし、これはあくまで平均的な価格であり、雨漏りの有無や既存防水の状態、下地処理の必要性などによって費用は上下します。

既存防水層が良好な状態であれば、費用を抑えられる可能性があります。

雨漏りがある場合は、補修費用が加算されるため、高額になる傾向があります。

 

工法別の費用比較!ウレタン防水・シート防水・FRP防水など

 

主な防水工法には、ウレタン防水、シート防水、FRP防水、アスファルト防水などがあります。

それぞれの費用相場と特徴は以下の通りです。

 

・ウレタン防水

平方メートルあたり6,000円~9,500円。

液状の材料を塗布し、乾燥させて防水層を作る工法。

複雑な形状にも対応できるのが特徴です。

耐用年数は約10~13年です。

 

・シート防水

平方メートルあたり6,000円~12,000円。

シート状の防水材を貼り付ける工法。

比較的安価で工期が短いメリットがありますが、複雑な形状には不向きです。

耐用年数は約12~15年です。

 

・FRP防水

平方メートルあたり6,500円~9,500円。

繊維強化プラスチックを使用する工法。

軽量で耐久性があり、耐衝撃性・耐摩耗性に優れています。

耐用年数は約10~15年です。

 

・アスファルト防水

平方メートルあたり6,000円~9,000円。

アスファルトを主成分とするシート状の防水材を貼り重ねる工法。

古くから使用されている信頼性の高い工法ですが、施工時に臭気や煙が発生することがあります。

耐用年数は約12~20年です。

 

費用に影響を与える付帯工事

 

防水工事の費用には、材料費以外にも様々な付帯費用がかかります。

 

・高圧洗浄

平方メートルあたり150円~300円。

既存の防水層を洗浄する費用。

 

・下地処理・ケレン

平方メートルあたり200円~500円。

下地を処理し、防水層の密着性を高める費用。

 

・足場

約12万円~13万円。

高所作業に必要な足場の設置費用。

 

その他、ドレンの改修、廃材処分費用なども発生する可能性があります。

 

見積書の見方と注意点 チェックすべき項目と専門用語解説

 

見積書には、工事内容、材料費、人件費、付帯費用などが明記されている必要があります。

専門用語が使用されている場合、意味が分からなければ必ず業者に確認しましょう。

工事面積が平方メートルで具体的に記載されているか、使用する材料の商品名やメーカー名が記載されているかも確認しましょう。

「一式」といった曖昧な記載は避け、具体的な内容が記載されている見積書を選びましょう。

保証内容についても確認が必要です。

 

費用を抑えるためのポイントとDIYのリスク

 

費用を抑えるためには、見積もりを比較検討することが重要です。

また、工事時期を調整することで、費用を抑えられる可能性もあります。

ただし、屋上防水工事は専門性の高い技術を要するため、DIYはおすすめしません。

施工不良による雨漏りなどのリスクを考えると、専門業者に依頼することが安全です。

屋上防水工事の計画とメンテナンス

 

防水工事の必要性と劣化症状の判断

 

屋上防水工事は、雨漏り防止だけでなく、建物の躯体の腐食を防ぎ、建物の寿命を延ばすために必要です。

雨漏り、水たまり、ヒビ割れ、シートの浮きや破れ、雑草の生育などは、防水層の劣化を示すサインです。

これらの症状が見られたら、早めの点検・修理が必要です。

 

最適な防水工法の選び方と耐用年数

 

最適な防水工法は、屋上の形状、既存の状態、予算、耐用年数などを考慮して決定します。

それぞれの工法の耐用年数は、ウレタン防水が約10~13年、シート防水が約12~15年、FRP防水が約10~15年、アスファルト防水が約12~20年です。

 

定期的なメンテナンスと費用計画

 

防水工事は、工法によって耐用年数が異なりますが、一般的には10~15年程度の周期でメンテナンスが必要です。

定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、修繕費用を抑えることができます。

メンテナンス費用を予算計画に含めることが重要です。

 

まとめ

 

屋上防水工事は、建物の寿命と維持管理において非常に重要な役割を果たします。

費用は面積、工法、建物の状態などによって大きく変動しますが、平均的な費用を把握し、見積もりを依頼することで、適正価格での工事を実現できます。

定期的なメンテナンス計画を立て、信頼できる業者を選ぶことで、安心して長持ちする屋上を実現しましょう。

適切な防水工事によって、雨漏りによる被害や修繕費用の増加を防ぎ、建物の価値を保全することが可能です。

 

お客様に安心してご利用いただける業者を目指し、施工前のご相談やお見積もりにも丁寧に対応することを心掛けております。

鯖江市で住宅の修繕をご検討の方は、お気軽にご連絡ください。