瓦屋根をスレート屋根に!葺き替え費用と最適な工事の流れ

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瓦屋根をスレート屋根に!葺き替え費用と最適な工事の流れ

2025/03/13

瓦屋根からスレート屋根への葺き替えをご検討中ですか。
老朽化した瓦屋根は、雨漏りや地震への不安、メンテナンスの手間など、様々な問題を抱えています。
スレート屋根への葺き替えは、これらの問題を解決する有効な手段の一つです。
しかし、費用や工事の流れ、メリット・デメリットなど、わからない点も多いのではないでしょうか。
今回は、瓦屋根からスレート屋根への葺き替えに関する情報を分かりやすくご紹介します。

 

瓦屋根をスレート屋根に葺き替える費用とメリットデメリット

 

葺き替え工事の費用相場

 

瓦屋根からスレート屋根への葺き替え費用は、屋根の面積、形状、劣化状況、使用するスレートの種類、業者によって大きく変動します。
一般的には、90万円~150万円程度とされていますが、30坪程度の住宅の場合、具体的な内訳は、既存瓦屋根の撤去・処分費、野地板の増し張りや補修費、防水シートの設置費、新規スレート材の材料費と施工費、役物板金(棟やケラバなど)の設置費、足場費用、諸経費などを含め、100万円~200万円程度になるケースもあります。
高額な工事となるため、事前に業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

 

スレート屋根の種類と特徴

 

・平形スレート
カラーベストやコロニアルなどと呼ばれ、住宅で最も多く使用されています。
軽量でデザイン性が高く、価格も比較的安価です。
ただし、塗装のメンテナンスが必要となります。

 

・厚形スレート
平形スレートより厚みがあり、耐久性が高いのが特徴です。
住宅での使用は少ないですが、メンテナンス頻度を抑えられます。

 

・波形スレート
波形をしたスレートで、工場や倉庫などの大型物件に使用されることが多いです。

 

・天然スレート
板岩を加工したもので、耐久性が高く、様々な色合いを表現できます。
高価ですが、メンテナンス頻度が低く、長持ちします。

 

瓦屋根からスレート屋根へのメリット

 

・初期費用が比較的安い
スレートは瓦に比べて軽量で施工が容易なため、初期費用を抑えられます。

 

・軽量化による耐震性の向上
瓦屋根に比べてスレート屋根は大幅に軽量化されるため、地震による揺れを軽減する効果が期待できます。

 

・デザイン性の豊富さ
様々な色やデザインのスレートが選べるため、住宅のデザインに合わせて選択できます。

 

瓦屋根からスレート屋根へのデメリット

 

・メンテナンス頻度の増加
スレート屋根は瓦に比べてメンテナンス頻度が高く、塗装などの費用がかかります。
約10年毎にメンテナンスが必要となる場合が多いです。

 

・経年劣化によるリスク
ひび割れや雨漏りのリスクがあり、定期的な点検が必要です。

 

・耐久性の低さ
瓦に比べると耐久性が低く、耐用年数は約20年前後です。

瓦屋根をスレートに葺き替える工事の流れと注意点

 

工事工程の詳細な説明

 

1:既存瓦の撤去

まず、既存の瓦を丁寧に撤去します。
この工程は、瓦の枚数や屋根の形状によって時間がかかります。

 

2:下地処理

撤去後、下地となる野地板の状態を確認し、必要に応じて補修・増し張りを行います。

 

3:防水シートの施工

雨漏りを防ぐため、防水シートを丁寧に施工します。

 

4:スレートの施工

防水シートの上に、新しいスレートを葺いていきます。

 

5:仕上げ

棟板金などの仕上げを行い、工事を完了します。

 

スレート屋根のメンテナンス方法と頻度

 

スレート屋根は定期的なメンテナンスが必要です。
目安としては、10年~15年毎に塗装などのメンテナンスを行う必要があります。
早めの点検・メンテナンスで、雨漏りなどのトラブルを防ぎ、屋根の寿命を延ばすことができます。

 

まとめ

 

瓦屋根からスレート屋根への葺き替えは、初期費用を抑え、耐震性を向上させ、デザイン性を高めるメリットがあります。
しかし、メンテナンス頻度が高く、経年劣化によるリスクもあるため、事前に費用や工事の流れ、メリット・デメリットを十分に理解することが大切です。
補助金や火災保険の活用も検討することで、費用を抑えることができます。
定期的なメンテナンスを行うことで、スレート屋根の寿命を延ばし、快適な住まいを長く保つことができます。

当社は、長年の経験の中で培った技術を活かし、職人スタッフ一人ひとりが真剣に屋根リフォームと向き合って作業を行っております。
鯖江市でお家に関してご相談がある方はぜひ当社までお問い合わせください。