屋根のすが漏りとは?冬場の雪や氷が原因で発生する仕組みを解説

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屋根のすが漏りとは?冬場の雪や氷が原因で発生する仕組みを解説

2026/02/01

冬場の自宅で、突然天井から水が染みてくる、あるいは壁が濡れているといった経験はありませんか。
特に雪が多く降った後や、気温が低下する時期にこうした現象が起こることがあります。
その原因は、普段私たちがよく耳にする「雨漏り」とは異なる、冬特有のメカニズムによるものかもしれません。
この現象は、建物の快適性を損なうだけでなく、建材に深刻なダメージを与える可能性もはらんでいます。

屋根のすが漏りとは?

冬場に雪や氷で屋根から水が漏れる現象

「すが漏り」とは、屋根に積もった雪や氷が原因で、建物内部に水が漏れてくる現象を指します。
これは主に寒い冬の時期に発生するのが特徴です。
屋根や軒先に積もった雪が溶けて水になり、それが凍結して水をせき止めてしまうことで起こると説明されています。

雨漏りとは原因が異なる

雨漏りが、屋根材の破損や劣化など、雨が直接原因で起こるのに対し、すが漏りは冬場の積雪や氷結といった、特殊な気象条件によって引き起こされます。
雨漏りは一年を通して発生しうるのに対し、すが漏りは冬場に限定される点が大きな違いです。
また、漏水箇所が屋根材の接合部など、表面からは確認しにくい場所で発生することも多く、発見が遅れるケースもあります。

すが漏りはどのように発生する?

屋根裏の熱が雪を溶かし氷のダムを作る

すが漏りが発生する主なメカニズムは、屋根裏に伝わる室内の暖房熱や日射熱によって、屋根に積もった雪が少しずつ溶け始めることから始まります。
この溶けた水が、屋根の軒先など、外気に触れて気温が低い部分に到達すると、そこで再び冷やされて凍結し、氷の塊となります。
この氷の塊が、まるでダムのように水の流れをせき止めてしまうのです。

排水できなくなった水が屋根材の隙間から侵入する

氷のダムによって屋根の排水が妨げられると、溶けた雪解け水は行き場を失い、屋根材の隙間や接合部に溜まっていきます。
屋根材や防水シートのわずかな隙間からでも、水は浸入する性質があります。
特に、築年数が経過し断熱性能や防水性能が低下した屋根では、こうした隙間から水が屋根内部に侵入し、最終的に天井や壁から漏れ出す結果となります。

まとめ

屋根の「すが漏り」は、冬場の積雪や氷結が原因で発生する、雨漏りとは異なる現象です。
室内の熱などが屋根の雪を溶かし、それが軒先で凍結して氷のダムとなり、水の排水を妨げることで発生します。
このせき止められた水が屋根材の隙間から建物内部に侵入してしまうのです。
すが漏りを放置すると建材の劣化を招くため、冬場の屋根の雪や氷の状況に注意を払い、早めの対策が重要となります。

当社は、鯖江市で屋根のリフォームやメンテナンスを行っています。
中間マージンを最小限に抑えた施工を行っておりますので、すが漏りでお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。