屋根板金とは?その種類や劣化症状について紹介します!
2024/02/09
屋根のメンテナンスは、家全体の寿命を左右します。
特に屋根板金は、雨風から家を守る要となり、その劣化は避けられない問題です。
どの家庭も直面する屋根の問題を、今回は板金の視点から解説します。
快適な住まいを維持したい方は必見です。
□屋根板金とは?
屋根板金は、屋根の保護と耐久性を高めるために重要な役割を果たしています。
以下に3種類の屋根板金とその特徴や役割を説明します。
1:棟板金
棟板金は屋根の最も高い部分、つまり棟に設置される板金です。
主にスレートや金属屋根の家に見られ、雨水が屋根を通じて建物内部に侵入するのを防ぐためのものです。
強風や台風による飛散被害も多く、適切なメンテナンスが必要です。
2:谷樋板金
谷樋板金は、屋根の谷部分に設置される板金です。
雨水や雪を効率良く排水することが主な役割で、屋根の水捌けをスムーズにします。
瓦屋根にも設置されており、正常な機能を保つため定期的な清掃が重要です。
3:水切り板金
水切り板金は、屋根の軒先や壁際に設置される板金で、雨水が建物内部に侵入するのを防ぐ役割を持っています。
適切に設置されている水切り板金は、壁や基礎への水損を大幅に軽減します。
□屋根板金の劣化症状
屋根板金も経年変化による劣化が避けられません。
ここでは、屋根板金に見られる一般的な劣化症状とそれに対する対処法を紹介します。
1:釘が抜ける
屋根板金は釘で固定されていますが、時間が経つと釘が緩んだり、抜けたりすることがあります。
定期的な点検と早めの修理が重要です。
2:板金内部の木材が腐食する
雨水の浸入や湿気により板金の下の木材が腐食することがあります。
腐食が進行すると、屋根板金の固定が困難になり、最終的には大掛かりな修理が必要になる場合があります。
3:錆びる
特にトタンなどの材質の板金は錆びやすいのです。
定期的に点検し、初期の段階で錆びを発見したら対策を取ることが重要です。
4:ゴミがつまる
特に谷樋板金は、ゴミや落ち葉が詰まりやすいです。
清掃を怠ると雨漏りの原因になるため、定期的に清掃することが推奨されます。
□まとめ
屋根板金は、屋根の保護と耐久性を高めるために不可欠な要素です。
棟板金、谷樋板金、水切り板金といった各種類の板金は、それぞれに特有の役割と重要性を持っています。
また、釘の抜け、内部木材の腐食、錆び、ゴミの詰まりといった劣化症状にも注意が必要です。
適切なメンテナンスと早期の対応が、屋根を長持ちさせるための鍵となります。
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