瓦がずれている！放置すると雨漏りする？原因と対策を解説

築年数が経ったお家の屋根、最近何か気になることはありませんか。
もしかしたら、瓦がずれているのを発見したのかもしれません。
瓦がずれているのは、決して軽視できない問題です。
放置することで、雨漏りなどの深刻な被害につながる可能性があります。
この記事では、瓦がずれる原因や、放置することによるリスクについて解説していきます。
さらに、安心安全な住まいを守るための具体的な対策もご紹介します。
この記事を読めば、瓦がずれていることに対する不安が解消され、適切な対処方法がわかるはずです。

□瓦がずれている原因とは？

1:経年劣化

瓦は、長年雨風や紫外線にさらされることで、徐々に劣化していきます。
特に、粘土で作られた瓦は、水分を吸収しやすい性質を持つため、経年劣化が進行しやすくなります。
劣化が進むと、瓦が割れたり、強度が低下したりして、ずれやすくなります。
また、瓦を固定する金具も、経年劣化によって錆びてしまい、瓦をしっかりと固定できなくなる場合があります。

2:地震や強風などの外力

地震や強風などの外力によって、瓦がずれたり、破損したりすることがあります。
特に、台風や竜巻などの強い風は、屋根に大きな負担をかけ、瓦が吹き飛ばされることもあります。
地震の場合は、揺れによって瓦がずれたり、屋根材が破損したりする可能性があります。

3:施工不良

瓦の施工不良も、ずれの原因となります。
例えば、瓦を固定する金具が不足していたり、適切な位置に固定されていなかったりする場合、瓦がずれやすくなります。
また、瓦同士の隙間が大きすぎる場合も、雨水が浸入しやすくなり、瓦の劣化を促進する原因となります。
 

□瓦がずれていると雨漏り？放置のリスク

瓦がずれているからといって、すぐに雨漏りが起こるわけではありません。
しかし、放置することで、雨漏りのリスクは高まります。
瓦がずれることで、屋根の防水層であるルーフィングが露出してしまい、雨水が浸入しやすくなるからです。

ルーフィングは、瓦の下に敷かれている防水シートで、雨水が屋根内部に侵入するのを防ぐ役割を担っています。
瓦がずれていると、ルーフィングが直接雨風にさらされることになり、劣化が進んでしまいます。
劣化が進むと、ルーフィングに穴が開いたり、破れたりする可能性があり、そこから雨水が浸入して雨漏りが発生するのです。

また、瓦がずれていると、屋根全体の強度が低下し、風雨に弱くなってしまいます。
最悪の場合、瓦が吹き飛ばされるなどの被害が発生する可能性もあります。

□まとめ

瓦がずれているのは、放置すると雨漏りや屋根の強度低下など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
そのため、瓦がずれていることに気づいたら、早急に専門会社に相談することをおすすめします。
この記事が、瓦がずれていることへの不安を解消し、安心安全な住まいづくりの参考になれば幸いです。

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