瓦屋根のメンテナンスは不要?正しい瓦屋根のメンテナンス時期を解説

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瓦屋根のメンテナンスは不要?正しい瓦屋根のメンテナンス時期を解説

2024/11/13

築年数が経ち、そろそろ瓦屋根のメンテナンスを検討しているあなた。
「瓦屋根ってメンテナンス不要って聞くけど、実際はどうなの。」
「いつメンテナンスすればいいの。」
「どんな費用がかかるの。」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、瓦屋根のメンテナンス時期や方法、費用、業者選びのポイントなどを詳しく解説していきます。
瓦屋根の寿命を長く保ち、安心して住み続けられるように、ぜひ最後まで読んでみてください。

□瓦屋根は本当にメンテナンス不要?

瓦屋根は、耐久性が高く、長持ちする屋根材として知られています。
しかし、瓦屋根も他の屋根材と同じように、経年劣化は避けられません。
特に、日本瓦は、瓦そのものはメンテナンス不要ですが、瓦を固定する漆喰や、防水シートは定期的なメンテナンスが必要です。
これらの部位が劣化すると、雨漏りや、瓦の落下などの危険性も高まります。
この記事では、瓦屋根のメンテナンスについて、詳しく解説していきます。

 

□瓦屋根の種類別のメンテナンス時期とチェックポイント

瓦屋根には、大きく分けて、日本瓦、セメント瓦、陶器瓦の3種類があります。
それぞれの瓦の種類によって、メンテナンス時期やチェックポイントが異なります。

 

1: 日本瓦

日本瓦は、粘土を原料にして焼き上げた瓦です。
耐久性が高く、耐火性、防水性に優れているため、瓦そのものはメンテナンス不要です。
しかし、日本瓦を固定する漆喰や、防水シートは、経年劣化により、ひび割れや、剥がれなどが発生することがあります。
そのため、定期的にチェックし、必要があれば、補修を行う必要があります。
日本瓦のメンテナンス時期は、築20年~30年を目安に、点検を行うことをおすすめします。

 

2: セメント瓦

セメント瓦は、砂とセメントを混ぜて作った瓦です。
日本瓦に比べて、耐久性は劣りますが、価格が安いのが特徴です。
セメント瓦のメンテナンス時期は、築10年を目安に、塗装を行うことをおすすめします。

 

3: 陶器瓦

陶器瓦は、粘土を原料にして、釉薬を塗って焼き上げた瓦です。
日本瓦に比べて、耐久性が高く、耐汚染性にも優れています。
陶器瓦のメンテナンス時期は、築30年~40年を目安に、点検を行うことをおすすめします。
瓦屋根のメンテナンス時期は、あくまでも目安です。
実際にメンテナンスが必要かどうかは、瓦の状態や、地域によって異なります。
そのため、定期的に瓦の状態をチェックし、専門業者に相談することが大切です。
瓦屋根のチェックポイントは、以下の通りです。

・瓦の割れや、欠け
・瓦のズレや、浮き
・瓦の表面の苔や、藻の発生
・漆喰のひび割れや、剥がれ
・防水シートの劣化

これらの症状が見られた場合は、早めに専門業者に相談しましょう。
 

□まとめ

この記事では、瓦屋根のメンテナンスについて解説しました。
瓦屋根は、耐久性が高いですが、定期的なメンテナンスが必要です。
瓦の種類や、築年数によって、メンテナンス時期や、チェックポイントは異なります。
定期的に瓦の状態をチェックし、専門業者に相談することで、瓦屋根の寿命を長く保つことができます。
瓦屋根のメンテナンスは、決して安いものではありません。
しかし、早めのメンテナンスを行うことで、大きな修理費用や、雨漏りによる被害を防ぐことができます。
この記事が、瓦屋根のメンテナンスについて、理解を深めるのに役立てば幸いです。